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【動画制作が初めての方へ】依頼前に知っておきたい5つのステップ
目次
「動画を作りたいけれど、何から始めればいいのか分からない……」
これは、初めて動画制作を検討する多くの方が感じる不安です。
・事前に何を準備すればいいの?
・どのような動画が自社に合っているの?
・制作会社には何を伝えればいいの?
・完成イメージをうまく説明できるか不安
・費用や制作期間はどれくらいかかるの?
動画制作は、普段の業務ではあまり経験する機会がありません。
完成するまで実物が見えにくいうえに、「構成」「絵コンテ」「尺」「初稿」など、聞き慣れない専門用語も多いため、難しそうに感じるのは当然です。
しかし、依頼する前に企画や構成を完璧に決めておく必要はありません。
大切なのは、動画制作に関する専門知識を身につけることではなく、
「何のために動画を作りたいのか」
「誰に、何を伝えたいのか」
という基本的な方向性を少しずつ整理することです。
この記事では、動画制作が初めての方に向けて、制作会社へ相談する前に知っておきたい5つのステップを分かりやすく解説します。

動画制作のスタートは「撮影」ではありません
動画制作と聞くと、
「まず撮影日を決める」
「カメラマンを手配する」
「社員に出演してもらう」
といった準備から始まるように思われがちです。
しかし、動画制作の本当のスタートは撮影ではありません。
最初に考えるべきなのは、
「なぜ動画を作るのか」
という目的です。
例えば、同じ会社紹介動画でも、
・初めて自社を知る人に信頼してもらいたい
・営業担当者の会社説明を分かりやすくしたい
・求職者に職場の魅力を伝えたい
・展示会で来場者の興味を引きたい
・ホームページからの問い合わせを増やしたい
など、目的によって動画の内容は大きく変わります。
目的が曖昧なまま撮影を始めると、映像はきれいに仕上がっても、
「誰に向けた動画なのか分からない」
「何を一番伝えたいのか印象に残らない」
「完成したけれど、どこで使えばいいか分からない」
という結果になりかねません。
動画は、作ること自体が目的ではありません。
企業が抱える課題を解決し、見た人に何らかの変化や行動を促すための手段です。
だからこそ、撮影内容や演出を決める前に、まずは動画を作る理由から整理してみましょう。

STEP① 動画を作る目的を整理する
最初に考えていただきたいのは、次の質問です。
この動画を見た人に、どのように感じ、何をしてほしいですか?
例えば、動画の種類によって次のような目的が考えられます。
| 動画の種類 | 主な目的 |
|---|---|
| 会社紹介動画 | 事業内容を理解し、会社を信頼してもらう |
| 採用動画 | 働く魅力を伝え、応募につなげる |
| 商品・サービス紹介動画 | 特徴やメリットを理解し、問い合わせや購入につなげる |
| 営業用動画 | 短時間でサービス内容を説明し、商談を進めやすくする |
| イベント動画 | 会場の雰囲気を伝え、次回の参加につなげる |
| 展示会動画 | 来場者の目を引き、ブースへの立ち寄りや商談を促す |
| SNS動画 | 認知を広げ、企業やサービスに興味を持ってもらう |
| マニュアル動画 | 作業方法や商品の使い方を分かりやすく伝える |
例えば採用動画の場合でも、
「とにかく応募数を増やしたい」
「若手人材からの応募を増やしたい」
「仕事内容を正しく理解してもらいたい」
「入社後のミスマッチを減らしたい」
では、動画の内容や見せ方が異なります。
目的が具体的になるほど、動画に必要な情報や出演者、撮影場所、長さ、公開方法も決めやすくなります。
最初から立派な言葉にまとめる必要はありません。
「採用に困っている」
「会社説明をもっと分かりやすくしたい」
「サービスの魅力が文章では伝わりにくい」
「ホームページを見た人に安心感を持ってほしい」
といった悩みから考えても問題ありません。
現在の課題を言葉にすることが、動画制作の最初の一歩になります。

STEP② 誰に何を伝えたいかを考える
目的を整理したら、次は、
「誰に見てもらう動画なのか」
「その人に何を伝えたいのか」
を考えます。
同じ会社や商品を紹介する動画でも、見る人によって興味を持つポイントは変わります。
例えば、会社紹介動画を見る相手には、
・初めて自社を知る新規顧客
・すでに商談中の見込み顧客
・取引先の経営者や決裁者
・就職活動中の学生
・転職を検討している経験者
・商品知識を持つ専門職
・地域の住民や一般消費者
など、さまざまな立場の人が考えられます。
若い求職者へ向けた採用動画であれば、仕事内容だけでなく、社員同士の関係性や職場の雰囲気、入社後の成長イメージが重要になるかもしれません。
一方、経営者や決裁者へ向けたサービス紹介動画であれば、導入効果や費用対効果、他社との違いなどを具体的に伝える必要があります。
「できるだけ多くの人に見てもらいたい」と考えることもありますが、対象を広げすぎると、誰に対しても印象の弱い動画になりやすくなります。
まずは、
一番届けたい相手は誰なのかを決めてみましょう。
そのうえで、見た人に、
・会社を信頼してほしい
・商品に興味を持ってほしい
・問い合わせをしてほしい
・応募を検討してほしい
・イベントへ参加してほしい
・サービスの内容を理解してほしい
など、どのような行動を期待するのかを整理します。
ターゲットと期待する行動が明確になると、動画の構成や言葉の選び方、映像の雰囲気もブレにくくなります。

STEP③ 参考動画から方向性のヒントを探す
「目的やターゲットは決まったけれど、どんな動画にすればよいか分からない」
という場合は、参考動画を探してみましょう。
完成イメージを言葉だけで説明するのは難しいものです。
制作会社との打ち合わせで、
「オシャレな感じにしたい」
「かっこよくしてほしい」
「今っぽい雰囲気にしたい」
と伝えても、人によって受け取るイメージは異なります。
オシャレという言葉一つでも、
・高級感のある落ち着いた映像
・明るくポップな映像
・無駄を省いたスタイリッシュな映像
・映画のような重厚感のある映像
・SNSでよく見るテンポの速い映像
など、さまざまな方向性が考えられます。
そこで役立つのが参考動画です。
YouTubeなどで、
・会社紹介動画
・採用動画
・製造業 会社紹介動画
・商品紹介動画
・サービス紹介動画
・イベント ダイジェスト動画
・企業ブランディング動画
などと検索し、自社のイメージに近い動画を2〜3本保存してみましょう。
完全に同じ内容や業種の動画でなくても問題ありません。
例えば、
「この動画のテンポ感が好き」
「映像の色味に高級感がある」
「社員インタビューの見せ方を参考にしたい」
「テロップがシンプルで見やすい」
「冒頭の始まり方が印象に残る」
「BGMの雰囲気が自社に合いそう」
など、気に入った部分を一言添えるだけでも、制作会社は方向性を理解しやすくなります。
文章で長く説明するよりも、参考動画を1本共有する方が早く伝わることもあります。
大切なのは、参考動画とまったく同じものを作ることではありません。
どこが好きなのか、どの要素を自社の動画にも取り入れたいのかを共有することです。

STEP④ 「やりたくない表現」も共有する
好きな動画や理想のイメージだけでなく、
「これは避けたい」
という情報も、動画制作では非常に重要です。
例えば、
・派手すぎる演出は避けたい
・YouTube動画のような軽い雰囲気にはしたくない
・テロップを多く入れすぎたくない
・ナレーションは使用したくない
・社員を無理に演技させたくない
・会社を実際以上によく見せたくない
・テンポが速すぎる動画にはしたくない
・堅すぎる企業動画にはしたくない
など、好みではない表現を伝えることで、制作会社は提案の方向性を絞りやすくなります。
好きなものを言葉にするのが難しくても、
「このような見せ方は自社らしくない」
「この演出は少し派手に感じる」
という判断は比較的しやすいものです。
動画制作では、
好きな表現の共有と、避けたい表現の共有の両方が、完成イメージを明確にします。
また、社内に複数の確認者がいる場合は、それぞれの好みや避けたい表現を制作前に確認しておくことも大切です。
担当者は落ち着いた動画を希望していても、経営者は力強い動画を求めているかもしれません。
こうした違いを撮影後に知ると、大幅な修正や追加撮影が必要になる可能性があります。
制作前に社内の意見を集め、共通する方向性を整理しておくことで、後からの認識のズレを防ぎやすくなります。

STEP⑤ 完璧に決めず、制作会社へ相談する
ここまでの内容を読んで、
「目的やターゲットを自分たちだけで決められるか不安」
「参考動画を探しても、どれが自社に合うのか分からない」
と感じる方もいるかもしれません。
しかし、制作会社へ相談する前に、すべてを完璧に決める必要はありません。
実際には、
「採用のために動画を作りたい」
「会社紹介動画が必要になった」
「展示会で使用する動画を考えている」
「予算も長さもまだ決まっていない」
という段階から相談する企業も多くあります。
最初の相談では、
・箇条書きのメモ
・社内で出ている意見
・参考にしたい動画
・何となく考えている雰囲気
・現在困っていること
・避けたい表現
などを伝えるだけでも十分です。
「落ち着いた雰囲気にしたい」
「親しみやすさを出したい」
「営業先に信頼してもらえる動画にしたい」
「若い求職者に興味を持ってもらいたい」
といった感覚的な言葉からでも、制作会社は質問を重ねながら方向性を具体化できます。
制作会社の役割は、依頼された内容をそのまま撮影することだけではありません。
目的や課題を聞き取り、
・どのような動画が適しているか
・誰に何を伝えるべきか
・どのような構成なら伝わりやすいか
・予算内で何を優先するべきか
・どこで使用すると効果的か
を一緒に整理し、具体的な形にしていくことも重要な役割です。
最初のイメージ共有は、ラフな状態で問題ありません。
動画制作は、依頼する側だけで答えを出すものではなく、制作会社と一緒に考えながら作り上げていくものです。

初めての動画制作でよくある失敗
初めての動画制作では、制作前の整理が不足していることで、さまざまな問題が起こることがあります。
代表的な失敗例を確認しておきましょう。
目的を決めずに撮影してしまう
「とりあえず会社の様子を撮影しよう」
「社長インタビューと仕事風景があれば何とかなるだろう」
という状態で撮影を始めると、編集段階になってから何を中心に見せるべきか判断できなくなります。
映像素材はたくさんあっても、伝えたいことが分からない動画になってしまう可能性があります。
オシャレな動画が良い動画だと思ってしまう
映像の見た目やクオリティは大切です。
しかし、オシャレであることと、目的を達成できることは同じではありません。
例えば採用動画の場合、過度に格好よく演出するよりも、社員の自然な表情や、実際の職場の雰囲気が伝わる方が求職者に安心感を与えられることがあります。
必要なのは、目的とターゲットに合った表現です。
伝えたいことを詰め込みすぎる
せっかく動画を作るなら、
「会社の歴史も入れたい」
「すべての事業を紹介したい」
「商品も社員も社長メッセージも入れたい」
と考えがちです。
しかし、情報を詰め込みすぎると、一つひとつの内容が浅くなり、結局何も印象に残らない動画になってしまいます。
この動画で何を一番伝えるのか、優先順位を決めることが重要です。
社内の意見がまとまっていない
担当者、上司、経営者、現場社員で動画に期待する内容が異なることは珍しくありません。
担当者は採用動画だと思っていても、経営者は会社の歴史や理念を中心にしたいと考えているかもしれません。
社内の認識がそろっていないまま進めると、撮影後や編集後に大幅な変更が発生しやすくなります。
制作前に、目的、ターゲット、伝えたいこと、避けたい表現を共有しておきましょう。
制作会社へ要望を伝えることを遠慮してしまう
「専門家に任せた方がよいのではないか」
「細かく言うと面倒な依頼者だと思われそう」
と考え、気になることを伝えないまま進めてしまう場合があります。
しかし、小さな違和感をそのままにすると、完成後に大きなズレとして現れる可能性があります。
言葉にしにくい内容でも、
「何となく少し違う」
「もう少し落ち着いた感じがよい」
と率直に伝えることが大切です。

制作会社へ相談するときに伝えたいこと
初回相談の際に、次のような情報があると、制作会社から具体的な提案を受けやすくなります。
動画を作りたい理由
採用、営業、会社紹介、商品PR、イベント告知など、動画を必要としている背景を伝えます。
現在抱えている課題
「求人への応募が少ない」
「営業担当者によって説明内容が異なる」
「商品の魅力が文章では伝わりにくい」
など、現在困っていることを共有します。
動画を見てほしい相手
年齢、職種、立場、商品に関する知識量など、想定している視聴者を伝えます。
動画を使用する場所
ホームページ、YouTube、採用サイト、SNS、展示会、会社説明会、営業活動など、使用予定の媒体を共有します。
希望する公開時期
採用活動の開始日や展示会の開催日など、公開期限が決まっている場合は早めに伝えます。
おおまかな予算
正確に決まっていない場合でも、
「50万円前後で考えている」
「100万円以内に収めたい」
「相場が分からないので提案を受けたい」
と伝えることで、予算に合った企画を提案してもらいやすくなります。
参考動画や避けたい表現
好きな動画や参考にしたい部分、反対に避けたい演出があれば共有します。
これらがすべて決まっていなくても問題ありません。
分からない項目は「まだ決まっていない」と伝え、制作会社と一緒に整理していきましょう。

まとめ|最初から完璧に準備する必要はありません
動画制作を依頼する際に大切なのは、専門用語を覚えたり、細かな撮影内容まで決めたりすることではありません。
まずは、
・なぜ動画を作りたいのか
・誰に見てもらいたいのか
・何を一番伝えたいのか
・どのような雰囲気が自社に合うのか
・どのような表現は避けたいのか
という方向性のヒントを整理することです。
少しの準備があるだけで、
・制作会社との打ち合わせがスムーズになる
・完成イメージを共有しやすくなる
・社内で説明しやすくなる
・修正や認識のズレを減らせる
・目的に合った動画を作りやすくなる
といったメリットがあります。
ただし、すべてを自社だけで決める必要はありません。
初めての動画制作で大切なのは、最初から完璧な答えを用意することではなく、分からないことを相談できる制作会社を見つけることです。
「うまく説明できるか不安」
「まだ何も決まっていない」
という状態でも、気にせず相談してみてください。
何気ない一言や感覚的な表現が、動画の方向性を決める大切なヒントになることもあります。
初めての動画制作で不安な方へ
246Byunは、動画制作が初めての企業様にも安心してご相談いただける動画制作サービスです。
「何から始めればよいか分からない」
「動画の目的がまだ整理できていない」
「社内の意見をどうまとめればよいか分からない」
「完成イメージをうまく伝えられるか不安」
という段階からでもご相談いただけます。
246Byunでは、いきなり撮影や編集の話を進めるのではなく、まずは現在の課題や、動画を作りたい理由を丁寧にお伺いします。
そのうえで、
・動画を作る目的の整理
・ターゲットの設定
・伝える内容の優先順位づけ
・企画や構成のご提案
・撮影内容やスケジュールの調整
・編集、修正、納品までの進行管理
を専属担当が一貫してサポートします。
また、完成するまで動画のイメージが分からないという不安を減らすため、撮影前にビデオコンテを作成しています。
映像の流れ、テロップ、ナレーション、BGMなどを動画形式で確認できるため、絵と文章だけでは想像しにくい完成イメージを事前に共有できます。
ビデオコンテは、社内の上司や決裁者への説明資料としてもご活用いただけます。
打ち合わせの回数による追加費用も設けていないため、社内で意見を確認しながら、必要に応じて方向性を調整していただけます。
動画制作について詳しくなくても問題ありません。
最初は、
「採用に使う動画を作りたい」
「会社のことをもっと分かりやすく伝えたい」
というご相談だけでも大丈夫です。
動画の目的やイメージを決めるところから、一緒に整理していきます。
初めての動画制作なら、ぜひ246Byunへお気軽にご相談ください。